メニュー

250. どうする家康

[2023.01.20]

 今月、大河ドラマ「どうする家康」がスタートしました。主人公の徳川家康を演じるのは、松本潤さん。現時点(1月20日)で2話まで放送されています。もちろん、1、2話とも視聴しました。
 この作品の公式ウェブサイトにある、徳川家康の人物紹介記事1)に「ナイーブで頼りないプリンス。臆病でまだまだ優柔不断なところあり」とあります。これを見て、「どうする家康」での家康は、恐らくは神経質性格(247話)を強く持った人物になるのだろうと予想していました。しかし、実際このドラマを観てみると、作中での家康が、予想を上回るヘタレっぷりであったことに驚きました。以下にそのエピソードを示します。

・桶狭間の戦いで、今川義元討死の知らせが届き、その後敵に囲まれ家康の軍が孤立してしまったことを知ると、家臣を置いて逃亡(1話)。
・織田軍が攻めてきたと知った時に全身を震わせ、家臣らから「どうする!?」と決断を迫られたとき、「どうしたらええんじゃぁ!」と叫んでしまった(1話)。
・織田軍が攻めてくる間優柔不断で何も決められず、織田軍がすぐそこまで迫ってくると、「逃げればよかった!」と後悔した(2話)。
・家臣の前で「三河を平定し、いかなる敵から守る!」と言い放つなどかっこいい姿を見せるも、その後一人になると「これからどうしよう・・・!」と涙目になり膝から崩れ落ちた(2話)。

 私がこれまで観た大河ドラマの主人公で、ここまでひ弱なのは、おそらく初めてだと思います。ただ、現時点では「頼りないプリンス」の家康も、その後「三方ヶ原の戦い」「伊賀越え」などのピンチを乗り越えて、ついには天下統一を果たすことになります。今後家康がいかに成長していくのか、楽しみです。

【お断り】「どうする家康」1,2話では家康は、「松平元康」という名前ですが、この記事では「徳川家康」に統一しています。

【引用サイト】
1) https://www.nhk.or.jp/ieyasu/cast/tokugawaieyasu.html

 

 

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME