320. 花唄メモワール
最近、X(旧ツイッター)を閲覧していたところ、漫画作品「花唄メモワール」に関する投稿を見つけました。これを拝見し、ぜひとも読んでみたいと思い、書店で第壱巻を購入しました。
「花唄メモワール」は、漫画家・一ノ瀬けい先生による作品で、コミックの表紙には、旅館で働く主人公の女子高校生が描かれています。
主人公・梅は、夏休みに、曾祖母が女将をする温泉旅館にてアルバイトをすることになりました。旅館で働いたあとの夜、梅は旅館の露天風呂で足を滑らせ、風呂の中に落ちてしまいました。風呂から引っ張りあげてくれたのは、これまで会ったことのない少女・藤野でした。旅館の雰囲気はそのままでしたが、季節が冬で、炭火を使ったあんか(暖房器具)が出てくるなど、不思議な光景でした。なんと、梅は令和時代から大正時代にタイムスリップしてしまったのでした・・・。以後、梅は大正時代のこの旅館で働くことになります。旅館での日常のまったりとしたお話があったと思えば、いきなりミステリーの要素も出てくるというストーリーに引き込まれ、一気に壱巻を読んでしまいました。もちろん後日、弐、参巻も購入しました。
作中には、時々美味しそうな料理が出てきます。壱巻では、わっぱめしととんかつが登場しました。以後の物語でどんな料理が出てくるのか楽しみです。
舞台になっているのは、「花山温泉」という架空の温泉地ですが、そのモデルは、会津若松市の東山温泉とのこと。作品でも、会津若松のスポットが出てきます。会津若松は、私が住んでいる那須塩原から車で2時間くらいであり、そんなにも遠くないため、機会があれば聖地巡礼をしてみるのも面白そうだと思っています。
それから、ぜひともアニメ化してほしいと願っています。