メニュー

359. iPhoneの誤発信ハプニング

[2025.02.14]

 昨年10月、諸事情によりスマホをAndroidからiPhoneに機種変更しました。Androidは10年以上使ってきただけに、iPhoneの操作にはまだ慣れないところがあります。例えば、スマホでiD(電子マネーの一種)を用いた決済をする場合、Androidではスマホの操作なしで支払いができたのですが、iPhoneでは、スマホのアプリを立ち上げて、顔認証をしてからカードリーダーにタッチする必要があります。その操作を忘れたままiPhoneをカードリーダーにタッチしてしまうこともよくありますし、眼鏡が曇っている影響でうまく顔認証ができず、レジで焦ってしまうこともあります。

 さて、iPhoneを使っていて困ってしまうのが、操作を誤ると電話の発信をしてしまうことです。これまで何回か誤送信をしてしまい、相手方に迷惑をかけてしまったこともありました。私が体験した誤発信ハプニングは以下の2つのケースです。
(画像での説明では、当院の電話番号を使用いたしました)

電話の履歴画面で、人名や番号をタップすると勝手に発信してしまう

確かAndroidでは、履歴画面で人名や番号をタップすると、その人(番号)の詳細情報の画面に移ったことを覚えています。しかし、iPhoneで同じ操作をすると、勝手にその番号へ発信してしまうのです。iPhoneでは、その人(番号)の詳細情報の画面に移るためには、右端にある【i】ボタンを押す必要があります。

 

iPhoneの検索機能で、電話番号を入力し右下のボタンをタップすると、勝手にその番号に発信してしまう

 iPhoneのホーム画面には検索のボタンがあります。これを押して、キーワードを入力し、右下のボタンを押すとそのワードの検索をしてくれます。それと同じ操作方法で、電話番号の検索をしようと、番号を入力して右下のボタンを押すと、いきなりその番号に発信してしまうのです。
 昨年の大晦日(この日は休診でした)、所用のため当院に出勤しました。当院の電話の着信履歴を確認したところ、028-xxx-xxxxという番号を見つけました。宇都宮の方からの着信があったのかな?誰からだろう?と気になりました。その番号の主を特定するために、私のiPhoneの検索機能でその番号を入力し、右下のボタンを押したところ、突然その番号に発信してしまいました。私がその電話を切ろうと、慌てていろいろスマホを操作したところ、余計訳が分からなくなってしまいました。そうするうちに、相手がその電話に出てしまいました。出た相手は、当院で契約している警備会社さんだったのでした。頭が真っ白になった私は、「すみません、間違ってかけてしまいました!」といったものの、相手の方に相当怪しまれました(まあ、相手は警備会社ですからね・・・)。相手の方は「本当に間違いなのですね!?じゃあ切りますよ!」と怒り口調でした。年の瀬に本当に申し訳ないことをしてしまったと感じました(その後、その警備会社の方は用件のため当院に電話を掛けられたことが判明し、再びその警備会社に電話したのでした)。最近では、このような誤発信の防止のため、ホームの検索機能は使わないようにしています。

 iPhoneの誤発信のケースはとても多いようで、ネット検索してみたところ、Siriの機能で勝手に発信されたとか、カバンの中にロックされていないiPhoneを入れていたら勝手に発信されたというハプニングもあるようです。誤発信してしまうと、余計な電話代が発生しますし、何しろ相手に迷惑をかけてしまうことにもなります。ぜひともiPhoneに、「xxx-xxxx-xxxxへ発信します。よろしいですか?」という発信前の確認メッセージの機能をつけてほしいと願うとともに、今は誤発信をしないよう、iPhoneの操作を慎重にしなければと感じています。

 

 

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME