411. 発車メロディ
今月初め、那須塩原駅付近を散歩していると、新幹線ホームから音楽が流れているのに気づきました。お隣の新白河駅で用いられている発車メロディと同じ曲であり、「ついに那須塩原駅の新幹線ホームにもメロディが導入されたか・・・」と感じました。ネットで調べてみたら、1月下旬よりこれまでの「プルルルル・・・」というベルからメロディに変更になったとのことで、早速動画サイトには那須塩原駅で録音(録画)した発車メロディの動画が多数投稿されていました。
現在ではあらゆる駅にて発車メロディが導入されています。中にはその土地にちなんだ「ご当地」メロディがあり、栃木県内でも、宇都宮駅ではジャズの名曲「カリフォルニア・シャワー」(宇都宮市がジャズの街であることから)が、足利駅では森高千里さんの「渡良瀬橋」が使用されています。また、北陸新幹線の長野~敦賀間や西九州新幹線では各駅で異なるメロディが流れます。
最近、鉄道ファンの間では「撮り鉄」(鉄道写真のファン)ならぬ「録り鉄」(「音鉄」とも)という分野も登場しており、駅のホームではとても長いマイクを持って発車メロディを録音するファンの姿も見かけるようになりました。私はそこまで本格的な道具は所持していないものの、お気に入りの発車メロディをスマホで録音(あるいは録画)することもあります。
残念なことに、「録り鉄」が多数現れたことが影響し、メロディの使用が中止になってしまったケースもありました。昨年10月、東京駅などの新幹線ホームにてSixTONES(ストーンズ)の曲が発車メロディとして導入されました。しかし、柄の長い集音マイクを用いるファンが後を絶たず、安全上の懸念があるとしてすぐさまメロディの使用が中止になってしまいました。新幹線の架線には25000ボルトの高圧電流が流れており、長いマイクを架線に近づけた場合、感電する恐れがあり大変危険です。それだけでなく、他の乗客にも危険が及ぶ可能性がありますし、列車の運行の妨げになる恐れもあります。安全やマナーに留意し、「録り鉄」ライフを楽しみたいものです。
