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430. 第122回日本精神神経学会学術総会

[2026.06.26]

 先週の18~20日、「第122回日本精神神経学会学術総会」がパシフィコ横浜にて開催されました。精神科医が参加する学会の中では最大規模のものです。私は、当院の休診日に当たる18日(木)のみ参加しました。こちらの学会に参加するのは約6年ぶりです(前回参加したのは2020年でコロナ禍であったことから、Web開催でした。126話参照)。

 今回、「ハラスメントと精神障害」「精神科病棟をなくしたイタリアの話」「精神科患者の便秘の治療」「解離症(解離性障害)の治療」などのシンポジウムや講演に参加。幅広い分野のお話を伺い、とても良い刺激になりました。また、招待講演では「尾木ママ」こと尾木直樹さんが登場。教育評論家から見た子どものこころについてのお話を拝聴できました。

 今回の学会の発表で映し出されたスライドには、AIで生成されたイラストを多く見かけました。中にはAI生成による動画を再生した発表者もいました。学会発表もAIの技術を用いる時代になったものと感じました。また、翻訳もAIが使われており、スクリーンに字幕が表示されていました。これなら、同時通訳者もレシーバーも不要となり、コスト削減が期待できます。ただ、イタリア語から日本語への翻訳がとても読みにくかったのが残念。まだまだ発展途上の技術だと思いました。

 会場には書籍販売のコーナーが多数ありました。本の衝動買いの癖(356話)がいまだに治らない私は、計6冊の書籍を購入してしまいました。荷物が一気に重くなり、横浜から那須塩原まで持ち帰るのが大変でした。

 学会のメリットは、ご専門の先生からのお話を直接聴くことができる点です。われわれ開業医は診療の都合上、なかなか学会へ行けないのが現状です。しかし時には時間を作って学会に参加することは大切であることを実感しました。

 なお、この学会のオンデマンド配信が来月から始まります。これなら、都合上参加できなかったシンポジウムや講演を家や職場で拝聴することができます。オンデマンド配信の開始が楽しみです。

 

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