443. 第43回日本森田療法学会
9月19~20日、東京の大正大学にて第43回日本森田療法学会が開催され、私も両日参加いたしました。
会場の大正大学は仏教系ということもあり、「仏教と森田療法」という講演のプログラムも用意されました。また、大会長講演でも仏教のお話が出てきました。俳句の作り方入門の講演もあり、とてもユニークだと感じました。
この学会の魅力は、一般演題の面白さだと思います。そこでは、様々な先生方が各々の場面で森田療法をされた治療経過を拝聴することができました。今後の診療に役立ちました。
2日目の研修症例セッションでは、緩和医療チームに携わる精神科医の先生が登壇され、末期がんで不安を抱える患者さんに対し、寄り添いながら森田療法的にかかわった症例を報告されました。詳細はこちらでは書けませんが、感動的ともいえる治療経過でした。
なお、私も一般演題で発表いたしました。私の出番が1日目の夕方ということもあり、それまでの間、ほかの先生方のご発表を拝聴しながら、自分の発表のことを気にし続けていました。その結果、自律神経が緊張したためか、胃腸を悪くしてしまいました。お腹が緩くなり、ほかの先生のご講演中に中座してトイレに駆け込むこともありました。ただ、「症状は仕方ないので放念して、とりあえず発表する」という森田療法的な考え方に基づき、更には「ちいかわ」に登場するハチワレの名ゼリフ「なんとかなれーッ!」を思い出し、無事発表を終えることができました。フロアにいらっしゃった先生方、ご清聴ありがとうございました。
