444. 4と9
わが国では、4と9は「忌み数」といわれています。「死」と「苦」に通じるためです。このことから、集合住宅やホテル、病院の部屋番号は4と9をあえて避けることがあります。私が小さい頃、実家の近くに祖父母(故人)が経営していたアパートがありました。このアパートには8部屋あり、1号室から10号室までありました。そのうち4号室と9号室が欠番でした。なお、このアパートは私が小学生の時に取り壊され、新しいアパートに建て替えられています。
自称「神経質」の私は、4と9を過度に気にする傾向にあります(注)。
患者さんに処方するおくすりの日数は、7の倍数になることが多いです。週単位の日数にする傾向にあるためです。よくあるのが、2週間分の14日分、4週間分の28日分です(通常、1か月分というと、28日分をさすことが多いです)。安定されている患者さんの場合、長期処方になることがあり、2か月分として56日分を出すこともあります。ただ、6週間分と7週間分は、「42日分」と「49日分」になり、なんだか縁起の悪い数字のように思えてしまいます。「シジュウニニチブン」、「シジュウクニチブン」ととても患者さんに言いにくい。とはいえ、保険診療では縁起の悪い数字だからという理由だけで、43日分とか50日分などにすることはあってはなりません。このため、42日分、49日分を処方する場合、患者さんに説明する際には、「**日分」とは言わず、あえて「6週間分」「7週間分」と表現することにしています。
私の携帯電話番号の下4桁は「49**」です。かつて、この数字が不吉だと感じ、別の番号に変更しようと考えた時期がありました。しかしながら、電話番号を変えてしまうと、知人や関係者に新たな番号を知らせなければなりません。しかも様々なサイトに登録している電話番号の変更手続きをしなければならず、非常に面倒くさいと感じました。なにしろ、携帯電話会社の店員さんに「今の番号が縁起悪いので変更したいです」ととてもいいにくい。もちろん、いたずら電話などの被害により生活に支障をきたす場合、番号を変えることは効果的とされていますが、私の場合には殆どメリットはないものと感じました。このため、電話番号の変更は断念し、現在もその番号を使い続けています。
先日私は誕生日を迎え、49歳になりました。数字とは無関係ですが、私がひそかにハマっている「六星占術」(by細木先生)では、私(火星人(-))の来年の運気が、大殺界のど真ん中にあたる「停止」とのこと。とにかく、何事もなく来年の今頃、無事に50代に突入できるといいなと感じています。
(注)すべて4や9がダメなわけではありません。一昨年に宿泊した高知のホテルの部屋番号は「417」でした。ご当地アイドルの「たのしいな」さん(417話など)を思い出し、つい嬉しくなりました。
