名作アニメ「うる星やつら」のリメイク版が、先日放送スタートしました。
　「うる星やつら」は、高橋留美子先生による漫画作品で、浮気者の男子高校生・諸星あたる、宇宙人少女・ラム、あたるの幼馴染・三宅しのぶらが登場する、恋愛系ギャグ漫画です。1981年からはアニメ化され、4年半という長きにわたって放送されました。当時、平日のゴールデンタイムに放送されていたのを覚えています（ただし、放送当時私は未就学児ということもあり、毎回リアルタイムで観ていたかまでは覚えていないのが実情です）。
　この名作が約40年ぶりに復活するとのことであり、予約録画して視聴することにしました。絵柄は現代風にアレンジされ、オープニングテーマ、エンディングテーマもいわゆる「令和風」の曲です。声優陣は一新され、諸星あたるは神谷浩史さん、ラムは上坂すみれさん、しのぶは内田真礼（まあや）さんが演じています。ラムと言えば平野文さんの声のイメージが強くありますけれども、上坂さんが演じるラムの声も全く違和感はありませんでした。さすが上坂さんだと感じました。なお驚くべきことに、初代(1981年版)であたる役、ラム役を担当した、古川登志夫さん、平野文さんは、リメイク版ではそれぞれあたる父、ラム母の役を担当しています。制作者の初代アニメへのリスペクトが感じられます。作中には、ブラウン管テレビ（チャンネルを「まわす」タイプです）、黒電話（ダイヤル式の電話）、ペナント（観光地でかつて売られていた、三角形の飾り物）など、昭和時代の懐かしいアイテムが数々登場します（ただしなぜかオープニングではスマホが出てきます）。話のテンポやギャグは昭和時代風であり、実に懐かしい感じがしました。
　アニメ「うる星やつら」は、フジテレビ系で毎週放送されているほか、様々な配信サイトで視聴可能です。これからの毎週の放送が楽しみです。
　なお、先日書店で偶然「うる星やつら」の原作本復刻版のＢＯＸを見かけ、つい衝動買いしてしまいました。アニメの予習・復習に大いに役に立ちそうです。

書店でつい衝動買いしてしまった…🥺。#うる星やつら pic.twitter.com/OZx9Os1DnR

— 石川 純一@那須こころの医院（栃木県那須塩原市） (@nasu_cocoro) October 16, 2022

アニメ「うる星やつら」公式ＨＰ
https://uy-allstars.com/

【おまけ】
「うる星やつら」オープニング