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4. 当院の建物、外構

[2018.06.13]

 今回のテーマは、建物と外構についてです。

 当院の名称を「和風」にしたことは前回書きましたが、建物や外構も「和風」にこだわっています。それに「家庭的な雰囲気」という要素もプラスしております。

 どうして「和風」「家庭的」か?――この答えのキーワードも「森田療法」です。

 森田療法の創始者・森田正馬先生は、自宅に神経症患者を受け入れ、治療にあたられました。奥様の久亥(ひさい)さんも患者の世話を引き受け、時には厳しい指導をなさったそうです(久亥さんが患者を泣かせた話は有名です)。森田先生と久亥さんの夫婦喧嘩も丸見えで、喧嘩の最中に先生が「私と妻、どちらが正しいと思うか?」と患者にお訊ねになったエピソードも残されています。当時の森田療法は実に「家庭的な」環境で行なわれました。

 少し話が脱線してしまいましたが・・・「和風」「家庭的な雰囲気」というコンセプトでメーカーさんに建物や外構の設計をお願いいたしました。その完成予想図(パース)が下図です。とてもぬくもりが感じられるデザインだと思います。一見すると医療機関のイメージとはかけ離れたようにも見えます。特に人工竹垣は他の医療機関ではなかなか見かけないかもしれません。皆さんにとって精神科・心療内科は敷居が高くて入りにくいという思いがあるのではないでしょうか。このようなハードルを下げ、皆さんにとって身近な「こころの医療機関」になれれば・・・という思いから、このようなデザインになりました。また、「家庭的な雰囲気」を醸し出すために、クリニックや病院の入り口にありがちな「自動ドア」をあえて使わず、「引戸」を採用しました。建物の内部や庭も皆さんがホッとできるような癒しの空間に仕上がる予定です。

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