46. がんばれっ!一里ぼっちさん!
カツヲ先生原作「ひとりぼっちの○○(まるまる)生活」という漫画作品があります。
本作の主人公、一里 ぼっち(ひとり ぼっち)は極度の人見知りであがり症の少女。人と話すのはとにかく苦手。人と話す際は過度の緊張状態となり、嘔吐してしまったり、足がつったりしてしまいます。精神医学的に解釈すると(?)、かなり重症の対人恐怖といってもよいでしょう。
それでも小学生までは、唯一の友人として幼馴染の八原 かい(やわら かい)がいました。しかし、ぼっちはとある理由で、かいとは別の中学に進むことになったのです。その際、かいはぼっちに、下記のごとく伝えました。
「中学は別々なんだから 違う友達作る努力しないと」
「だから中学卒業までにクラス全員と友達にならない限り 絶交と決めました」
「たくさん友達作って、私と仲直りして!」
中学入学後のクラスでの自己紹介の時、ぼっちは激しい緊張から、いきなり嘔吐してしまいます。それでも、かいとの約束を果たして仲直りをするため、友達作りに挑戦します。
まずぼっちは、前の席に座るクールな少女、砂尾 なこ(すなお なこ)に話しかけようとします!いわゆる「恐怖突入!」です。なこの前で足がつったり、気絶したりと紆余曲折がありながらも、最終的には なこと友達となります。
それからは、ぼっちは「妙な行動力」という強みを活かし、少しずつ友達が増えていきます。ぼっちは、かなりズレたところがありますが、裏表のないやさしい性格を有しています。お友達たちは、ぼっちのその性格に魅力を感じているのでしょう。
なお、この作品はアニメ化され4月に放映が開始されます。私もテレビの前で、一里ぼっちさんを応援していきたいと思います。
TVアニメ「ひとりぼっちの○○生活」公式サイト
https://hitoribocchi.jp/