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145. パソコンの初期化

[2021.02.12]

 最近、自宅のパソコン(T社(現・D社)製)の調子が悪くなりました。しばしばフリーズし、「応答なし」の表示が繰り返されてしまいます。文字の入力、変換にも時間がかかります。また、iTunesなどの一部のアプリが起動しなくなってしまいました。更にたちが悪いことに、Windowsのアップデートをすると、画面が真っ暗になり、作業そのものもできなくなってしまう状況にもなりました(その度ごとにアップデート前の状態に復元する作業をしてきました)。自宅でパソコンを使った仕事をすることが実質上不可能になりました。講演会(144話)のスライド作成も自宅ではできなくなり、休日もスライドづくりのために職場(当院)に出勤する事態になりました。
 これでは大変不便です。当初は、自宅のパソコンを買い替えたほうがよいのでは、とも思っていました。しかしながら、今のパソコンは購入してまだ2年半であり、買い替えには早すぎます。いろいろ調べてみたところ、「初期化」(購入した当初の状態に戻すこと)をする方法があるという記事を見つけました。それをトライすることにしました。
 まずは、パソコンにたまっているデータのバックアップです。外付けハードディスクにデータを移し替える作業をしました。Windowsでは、データを残したまま初期化することもできるとのことですが、それでも大切なデータが消えてしまうリスクがあるとの情報もあり、念のためバックアップをしました。
 いよいよ初期化の作業です。かなり時間がかかるとのことでしたので、当院の休診日で1日フリーな日に実行しました。初期化の仕方が掲載されているサイトを参考にしながら操作しました。すると、黒いスクリーンに「このPCを初期状態に戻しています(○○%)」と表示されました。作業の進捗状況が○○%と表示されます。途中、79%から動かなくなりヒヤリとしましたが、2時間くらい待ってみたら数字が動きました。作業開始から5時間くらいで100%に達しました。これで初期化完了かと思いました。しかしながらWindowsのいつもの画面ではなく、ブルーを背景としたメニューが表示されました。試行錯誤で操作したところ、Windowsの再インストールが始まりました。これもかなり時間がかかりました。2時間くらい待っても完了しそうにもないので、パソコンの電源を付けたまま買い物に出かけました。外出から帰宅しパソコンをチェックしたところ、Windowsの最初の画面が表示されていました。初期化が完了したようです。幸いパソコン内のデータはそのまま残っていました。しかし、大部分のアプリは消えてしまったため、とりあえず最低限必要なアプリ(Google Chrome、Microsoft Officeなど)を再インストールしました。
 初期化をした結果、パソコンの動きは非常に速くなりました。フリーズは殆どなくなりましたし、文字入力も極めてスムーズです。これまで使えなかったiTunesも再び使用可能になりました。これには驚きです。もうしばらくこのパソコンは現役で使えそうです。

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