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307. 母校へ

[2024.02.16]

 先日、久々に故郷へ行きました。新型コロナが猛威を振るっていた期間は、一切帰省ができなかったため、約4年ぶりのことです。最近、この地の近くに、高速道路のスマートインターチェンジが供用開始されました。それを利用することで、さらに便利に故郷へアクセスすることができるようになりました。
 さて、目的地へ向かう途中で、私の母校である中学校が見えました。せっかくなのでこの付近に車をとめることにしました。まずは、この地域のシンボルになっている山を眺めました。もちろんこの山は、私が通っていた小学校や中学校の校歌の歌詞にも入っています。小中学生の頃、毎日この風景を眺めていたことを思うと、とても懐かしく感じました。そして学校へ。学校内や周囲にはだれもおらず、ひっそりとしていました。校門が開いていたため、校内に入ってみようと思いました。しかし、「学校関係者以外の立入を禁止する」と大きく掲示されており、断念しました。外から学校の様子を眺めるだけにとどめることにしました。中学時代にたいへんお世話になった、担任のF先生や、数学の授業のうまさに定評があったU先生のことなどなど、様々な記憶がよみがえってきました。
 そして、かつて通学していたルートを車で走行しました。当時の頃は幅広いと思っていた道路はとても狭く感じました。当時開いていた、個人スーパーや小売店などはほとんど閉まっていたり、更地になったりしていました。とても寂しく感じました。
 この中学校は、私が通っていた当時は200人を超える生徒がいました。しかし、現在は100人を下回っているとのことです。地元では、近隣の学校と統合されてしまうのではと懸念される声もあるそうです。ただ、末永くこの学校が残ってほしいと、卒業生の私は願っています。

 

 

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