昨年4月1日、「ペヤングやきそば獄激辛Final」に関する記事を公開しました（２０６話）。公開後、予想をはるかに上回る反響があり、この記事の閲覧数が1位になった時期もありました。医療機関のホームページでありながら、医学的な記事よりもやきそばの食レポの記事のほうが、閲覧数が多いという珍現象が生じてしまいました。また、この記事をご覧になった方数名から、「獄激辛Finalを食べたのですか？」などというコメントを頂戴しました。
　さて、先日某コンビニに寄ったところ、「ウマ娘」の絵柄が描かれたやきそばを見つけました。

ウマ娘とは、競走馬を擬人化した女の子キャラが登場するゲームで、登場する競走馬の名称はすべて実名です。また、アニメ化にもなりました。私は、このゲームはやったことがないものの、アニメは全話観ておりました。このやきそばの正式名称は、「ペヤングやきそば×ウマ娘プリティーダービー HALF&HALF」。パッケージには2人のキャラが描かれており、左にはゴールドシップ（略称「ゴルシ」）で、右にはメイショウドトウ。ソースやきそばと超激辛やきそばの2種類が楽しめる商品のようです。ただ、超激辛とはどのくらいの辛さなのか、とても気になりました。昨年食べた「獄激辛Final」のような悶絶するような辛さだったら、という不安がよぎりました。ただ、ウマ娘のやきそばはどんな味なのだろう、という好奇心から、つい衝動買いしてしまいました。
　数日後、このやきそばを食べることにしました。中には、ペヤングやきそばの麺が2つ並んでおり、2種類のソース（ソースやきそばのソースと激辛ソース）とかやく、ふりかけ＆スパイスが添付されていました。

かやくにはにんじんが入っていました。確か、にんじんはウマ娘のキャラの好物だったような。かやくをカップに入れ、お湯を入れ、3分後お湯を捨てる。ここまでは通常のやきそばの作り方と同じです。そして、麺の半分にはソースやきそばソースをかけ、もう半分には激辛ソースをかけて、それぞれ撹拌します。最後にふりかけとスパイスを入れて、完成。

（左半分が「ソースやきそば」、右半分が「超激辛やきそば」）

早速喫食です。まずはソースやきそばを食べました。味は、昔からなじみのある、「ペヤングソースやきそば」そのものでした。そしていよいよ超激辛やきそばです。確かに辛いです。ただし、「獄激辛Final」のような、絶叫するような辛さではありませんでした。「この辛さなら何とか食べられるかな」と感じました。ただ、それなりに辛く、汗が出てくるレベルですので、小さいお子さんや辛いのが苦手な方にはお勧めできません。2種のやきそばを交互に食べ、2種をミックスして食べて、無事やきそばを完食することができました。
　この商品で最も気をつけなければならないのは、カロリーです。この商品は通常の「ペヤングやきそば」の倍の量ですので、1食あたり1103kcalもあります。しかも多くは炭水化物です。たまにはカップやきそばも良いかもしれませんけれども、こればかり食べてしまうと栄養バランスが偏ってしまいます。よって、普段は肉や魚などたんぱく質の多い食材や、野菜をきちんととるなど、バランスのとれた食事を心がけたいものです。