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305. 初めてのバスケット観戦

[2024.02.02]

 数年前より、Bリーグ(日本のプロバスケットボール・リーグ)の宇都宮ブレックスの試合をテレビで観戦するようになりました(215話)。都合によりテレビでの観戦ができない場合は、栃木県内のニュースや下野新聞で試合結果をチェックするようにしています。いつかは、ブレックスの本拠地・ブレックスアリーナ(ブレアリ)で試合を観戦してみたいと思いながらも、コロナなどの影響で実現できませんでした。最近、複数の患者さんから、ブレックスの試合を観に行かれたというお話を伺う機会があり、それをきっかけに、私もブレアリに行ってみたいという気持ちが強まりました。ブレックスのサイトをチェックしたところ、ちょうど1週間後にブレアリでのホーム・ゲームがあることを確認しました。幸いこの日はフリーであったことから、チケットの購入手続きをすることにしました。大部分の座席は売れてしまったようで、一番後ろの座席しか残っていませんでした。しかし「一番後ろでも試合は十分に観られる」との情報をいただいていたこともあり、ベンチ向かいの一番後ろの座席を購入しました。チケットは紙に印刷するタイプとスマホに表示するタイプがあるようですが、万一その間にスマホが壊れてしまったらという心配があったことから、紙に印刷するタイプにしました。

 試合当日。ブレアリには専用駐車場がなく、運営側からは公共交通機関を使うよう呼びかけられていたことから、宇都宮へは鉄道を利用しました。宇都宮駅から15分くらい歩き、会場のブレアリ(正式名称:宇都宮市体育館)に到着しました。

すでに大勢の人の行列ができていました。とにかく列の一番後ろに並ぶことにしました。一般開場の13:30になると、列が動き出し、会場に入ることができました。まずは、売店に寄ってみました。お店は大混雑で、ゆっくり見る余裕がなく、今回はパス、ということで退散してしまいました。見たところ、特製のポテトチップスがけっこう売れていた様子でした。あとで知った情報によると、このポテトチップスは結構おいしいとのことで、今度訪れる機会があれば買ってみようかなと思いました。2階最上部にある私の座席へ。

最上部の椅子は小さめで、窮屈かなと思いましたが、実際にはそれほど気になりませんでした。

一番後ろの座席ながらも、試合の様子も十分に観られる感じでした。試合前は、選手たちの練習風景、チアリーディング(BREXY)によるパフォーマンスなどを観ることができました。試合開始直前、観客全員が立ち上がり、事前に配られていた「GO BREX !」の紙を掲げて、ついに試合開始。対戦相手は、佐賀バルーナーズ。今シーズンよりB1に昇格したばかりながらも、(この試合当時)西地区3位とかなり奮闘しているチームです。序盤は佐賀の堅い守りにより、ブレックスはなかなか点数が入りません。佐賀に攻められ、リードを許してしまいます。第2クオーターの前半には、12点のビハインドになってしまい、つい意気消沈してしまいました。しかし、途中からブレックスが猛攻し、1点差にまで詰め寄り、前半終了。ハーフタイムは、栃木県佐野市出身のXinU(シンユウ)さんによるミニライブ。透明感のある歌声に魅了されました。アルバムなどがリリースされているようで、チェックしてみようかなと思いました。第3クオーターには、ブレックスが優勢になり、ついには逆転。私もつい応援に熱が入り、ブレックスの選手のシュートが決まった際には、思わず歓声を上げてしまいました。そして最終的には、76-62でブレックスが勝利しました。

 バスケット観戦の魅力は何といっても、点数がどんどん入っていく、スピーディな展開が楽しめる点です。今回会場に初めて足を運んでみて、「レッツゴー!トチギ!」などの手拍子と声出しの応援は実に楽しいと感じました。またブレックスの観戦に行きたくなりました。次に訪れる機会があれば、黄色のブレックスのユニフォームを着用したうえで応援し、また今回チェックできなかった、会場内のグルメも堪能してみようかなと思っています。

 

 

 

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