220. 選挙へ行こう!
先日、期日前投票へ行きました。事前に、インターネットで候補者や政党の公約を読み、自分の考えに一番近いと思った候補者(政党)に投票いたしました。投票所では、最初に本人確認があり、その後選挙区選挙→比例代表選挙の順に投票します。それに要する時間はわずか数分です。コンビニでジュースやお菓子を買うのと同じ感覚です。投票を済ませた後、立会人の方数人から「お疲れさまでした」と声をかけられました。実にすがすがしい気分になりました。
ところで、最近選挙で問題になっているのは、投票率の低さです。前回(2019年)の参議院選挙栃木選挙区の投票率は44.14%。なんと半分以上の人が棄権をしています。それに関連して、とちぎテレビの夜のニュースなどを担当するアナウンサーの篠田和之さんは次のように述べています。「投票率が低いのは親の責任。親が選挙に行かないと言えば、一つ屋根の下で暮らす子供は行くはずがない。(投票率の低い)若い世代に対する啓発も結構だが、親の世代にこそ訴えるべき。子供を投票所に連れていき、『ここでお前たちの未来がかかっているんだぞ!』と教えるのが親の役目・責任だと思う」1)と。まさしくその通りだと思います。
一方で、「選挙に行っても自分たちの生活は変わらない」「政治は自分の生活には関係ない」などという話を聞きます。果たしてそうでしょうか?我々が支払う税金の使い道は、選挙で選ばれた政治家が決めています。また、買い物の際に必ず支払う消費税の税率、将来的に受け取る年金の額などなど、我々の生活に直結する制度(法律)ももちろん政治家が作っています。すなわち、選挙の結果次第で、今後の生活が大きく変わることもありうるのです。
7月10日は参議院選挙の投票日です。皆さん、棄権せず投票に行きませんか。なお、「テレビで出ていて有名だからこの人でいいや」と安易に判断するのではなく、インターネットや新聞などで各候補者の公約をよく読んで、「この人にぜひともこの国の将来を任せたい!」という候補者を決めて投票するとなおよいと思います。
【那須塩原市の皆さんへ!】 那須塩原市の投票所では、7月10日の投票日の投票終了時刻が「18時まで」に変更になりました!ご注意ください!!
1) 篠田和之さんのツイッター(2019/07/15投稿)の内容に、とちぎテレビ「ナイトニュース9」での篠田さんのご発言を加味して再構成しています。