318. 龍上海
先日、所用のため山形へ行きました。3月の山形来訪(313話)では、雪を懸念し新幹線を利用しましたが、今回は自家用車で行くことにしました。往路は、高速道路を使わず、ゆっくりと会津経由で山形へ向かいました。途中で道の駅などに立ち寄り、那須塩原から約5時間で山形市に入ることができました。今回の山形来訪では、どうしても寄ってみたいラーメン屋がありました。私の母校・山形大学医学部の前にある、「龍上海(りゅうしゃんはい)」というお店です。学生時代や研修医時代に、よくこのお店を利用したのを思い出し、久々に龍上海のラーメンを食べたいと思ったのです。山形大学医学部附属病院の駐車場に車をとめ、そのお店へ。開店前にもかかわらず、かなりの行列ができていました。学生時代にはこんなにも行列はできていたかな?と思いながら、行列に並ぶことにしました。開店時間とともに店内へ。幸いなことに、すぐに座席につくことができました。このお店の看板メニューは「赤湯からみそラーメン」。学生の頃は大盛を食べていたこともあり、今回は、からみそチャーシューめんの大盛を注文しました。
このラーメンを食べるのは実に20年ぶり。ただ、学生時代と変わらぬ味でした。当時は、この大盛のラーメンを平気で食べていましたが、40代後半の私には量が多く感じられました。普通盛でよかったかなと少し反省しました。大学の臨床実習で、外科の先生にこのラーメンをごちそうになったことや、研修医の頃に、龍上海のラーメンを出前で注文したものの、仕事が立て込んだ影響で昼食が遅くなり、のびきったラーメンを食べた苦い経験(更には、これを見たO教授(当時)が、「うまそうなラーメンだなぁ!(笑)」とからかってきたこと)など、様々な記憶がよみがえってきました。
ごちそうさまでした。