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どくとるあるぱかのブログ

231. JR全線完乗のタイトル(2022.09.23更新)

 私は大の鉄道ファンです。鉄道ファンの中に、鉄道写真(撮り鉄)、鉄道模型、鉄道の音の研究(音鉄・録り鉄)など様々なジャンルがありますけれども、私は「乗り鉄」(鉄道に乗車するのを趣味とするファン)です。私が「乗り鉄」となるきっかけとなった著書があります。レイルウェイライター・種村直樹氏(2014年没)の著書「鉄道旅行術」です。これは大学4年のときに、書店でたまたま見かけて購入したものです。鉄道旅行のプランの立て方や切符の購入方法などのノウハウが満載の著書で、これがきっかけで鉄道旅行にあこがれを抱くようになり、その年の夏休みに「青春18きっぷ」を用いて北海道へ旅行しました。それ以降、鉄道の旅に「ハマって」しまい、長期休みの際には全国各地へ鉄道で出かけ、様々な路線に乗車しました。
 「乗り鉄」のあこがれの一つに、「JR全線完乗」があります。これは、全国各地のJRの線区をすべて乗りつぶすことです。いつしか私も、「いつかは全線完乗したい」と思うようになり、これまで乗ったことがない線区を乗車するよう意識しました。そして、乗りつぶしマップや記録サイトに乗った路線を記録しました。その結果、2015年末にはJR全路線の89%を乗りつぶしていることがわかりました。その当時、勤務医をしており、土日は完全フリーでした。この絶好の機会に、JRの残り約1割の路線を乗りつぶして「JR全線完乗」を目指すことにしました。まずは時刻表を駆使してプランを練ることから始まりました。乗ったことがない線区の中には、1日3往復しか運行しない「過疎路線」もあり、プラン作りに難航したこともありました(ただその過程も結構楽しいものです)。そして、金曜日に仕事を終えた後、車でそのまま羽田空港へ直行し、空港付近のホテルに宿泊。土曜日早朝に飛行機で現地へ飛び、乗ったことがない線区を乗りつぶし(土曜日夜にホテルで1泊)、日曜日の夕方に羽田に戻ってくる、という行程を繰り返しました(なお、飛行機の代わりに夜行バスや新幹線を利用したこともありました)。幸いにも大きなトラブルはなく、2016年9月24日、石巻線の女川駅(宮城県)で「JR全線完乗」を達成しました。
 ただその後も新たなJRの線区が開業しており、その度ごとに乗りつぶしをしてきました。常磐線(駒ヶ嶺―浜吉田)(注)、可部線(可部―あき亀山)、おおさか東線(新大阪―放出)(47話)に乗り、最近ではコロナ禍の直前の2020年2月に東海道本線の鶴見―羽沢横浜国大(通称「相鉄・JR直通線」)を乗りつぶし、「JR全線完乗」のタイトルを保持してきました。しかし本日(2022年9月23日)、そのタイトルを返上する事態が生じました。西九州新幹線(武雄温泉―長崎)が開業したからです。タイトル奪還のために早く西九州新幹線に乗りたいけれども、開業医に転身してからは九州へ行く時間の確保が難しくなったうえ、現在コロナ禍のため遠出を自粛している状況です。ただコロナが収束した際には、時間を作ってできるだけ早く九州まで行き、「JR全線完乗」のタイトルを取り戻したいところです。

(注)東日本大震災で被災したため、ルートを内陸に移設したうえで運行再開した区間。

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