155. 期日前投票
先日、市議会議員選挙の期日前投票へ行きました。
私が住む那須塩原市の場合、郵送されてきた入場券の裏に、「宣誓書兼請求書」(期日前投票の際に必要となる書類)が印刷されています。
そこに必要事項をあらかじめ記入の上、投票会場のある市役所へ。受付で入場券を渡します。本人確認が済んだあとに投票用紙を受け取ります。コロナ対策のためか、受付テーブルには消毒済みの鉛筆が並んでいます。それを1本拝借します(通常鉛筆は記入台に置いてあります)。記入台で投票したい候補者の名前を記入し、投票箱に用紙を入れ、それで投票完了です。鉛筆は投票箱の隣にある回収箱に入れます。投票所に入ってから投票するまでに必要な時間はわずか数分。コンビニでジュースを買うのとそんなにも変わりありません。
私は滅多に選挙を棄権したことがありません。せっかくの投票する権利を自ら放棄することは実にもったいないことですから。またできる限り、各候補者の公約等をよく読んで、我々の代表に相応しいと感じた方に投票することにしています。
残念ながら近年、投票率は決して高いとは言えない状況です。昨年秋に本県で実施されたとある選挙では、投票率はたった30%台でした。「選挙へ行っても政治は良くならない」「だれが当選しても世の中は変わらない」との声をよく聞きます。果たしてそうでしょうか。我々が支払う税金の使い道を決めるのは政治家ですし、政治家の政策によって我々の生活が思いっきり変わってしまうこともあります。もちろんこれらの政治家は、我々の投票によって選出されます。選挙は、「自分の住んでいる地域(国)をこうしたい」と意思表示できる数少ないチャンスと考えています。一方、投票を棄権するということは、「誰が政治家になっても、どんな政策が実行されても、そして自分が払った税金がどんな使い道になっても、私は文句を言いません」という意思表示にもなりかねないと思ってしまいます。
この記事をご覧になっている皆さん、ぜひとも投票へ行きませんか。