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148. 代車生活

[2021.03.05]

 147話の続きの記事です。
 先日私の愛車が当て逃げされ、左の前のドアが凹んでしまいました。現時点で、当て逃げの加害者は特定されていません(令和3年3月5日現在)。このため、ドアの修理はすべて被害者である私が負担しなければなりません。修理について販売店に相談したところ、ドアの交換が必要であり、修理代が約16万5千円かかるとのこと。予想以上の高額です。車両保険が利用できるものの、その場合は等級が3つダウンとなり、保険料が6万円くらい高くなってしまうとの試算でした。幸い車の性能には問題ないため、そのまま修理しないという選択肢もあります。しかしながら、ボディの凹みや変色が目立ち、非常に見た目が悪いため、このままにしておくわけにはいかない。結局、保険を使い修理をお願いすることにしました。これまで無事故で順調に上がっていた保険の等級が、当て逃げ被害のためにダウンするのは極めて悔しい気持ちです。しかしどうしようもありません。
 修理は約2週間かかるとのことでした。その間代車(レンタカー)を借りることにしました。販売店や保険会社のご配慮により、同じ車種のものを借りることができました。運転の感覚は私の車とそんなにも変わりません。しかし、レンタカーとはいえ他者の車ですから、運転中に、万一どこかで擦って車を傷つけてしまったらなどの不安が生じ、いつもの運転以上に緊張します。また、車を降りた後や要件を済ませて車に戻った際に、傷がついていないかなどの確認行為をついしてしまいます。このため、仕事上の用事(銀行など)や、どうしても必要な買い物以外はこの車を使わないことにしました。普段から徒歩通勤ですし、コンビニも徒歩圏内にありますので、日常生活にはあまり支障はきたしません。とはいえ、車を使ったちょっとした外出も控えている状況ですので、やはり不便です。早く私の車がカムバックすることを願うばかりです。
 ところで、この記事をお読みになった読者さんの中で、「車をぶつけても、逃げてしまえば得じゃないか」という思いを抱かれている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、当て逃げは決してやってはいけません!最近では防犯カメラを備えている箇所も多いですし、ドライブレコーダーを持っている車も増えています。当て逃げの犯人が特定された場合、その加害者は免許停止になり、更に罰金や懲役などの刑事罰を受けるケースもあるとも聞きます。それどころか、被害者に精神的苦痛を与えることにもなります。万一相手の車をぶつけたり、自分の車のドアで相手の車に損傷を与えたりした際には決して逃げず、警察に相談してほしいものです。

 

 

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