280. 4年ぶりの「しおや湧水の里ウォーク」
先日、4年ぶりに塩谷町のウォーク大会「しおや湧水の里ウォーク」に出場しました。この大会の総距離は約41km。途中でアップダウンの激しい林道があるなど、極めてハードなコースとなっています。この大会に私は2017年、2019年の2回出場しており、4年前の大会では、途中で足がつるというトラブルがありながらも、7時間45分で完歩しました(66話、67話)。その後、2020年、2021年は新型コロナの影響で大会は中止。昨年の2022年は開催され、私も参加申し込みをしたものの、栃木県内の新型コロナ感染者が急増したことから、大会直前で欠場を決意しました。そして今年こそはぜひとも出場したいと思い、エントリーし、4年ぶりの参加となりました。
大会当日。会場の玉生(たまにゅう)小学校。いい天気。ということは、暑くなりそうだ・・・。
7:40(実際には2分遅れの7:42)スタート!
最初の10kmは舗装された道路を歩きます。
コースの途中にはエイドがあり、そこでは食べ物や飲み物を頂くことができます。
スタッフの方々からあたたかい応援を頂くととても元気が出ます。
7kmを超えた地点で撮影。この付近になると上り勾配が多くなります。
東古屋湖。
10km直前のエイドでは、アイスを頂くことができました。
最初の10kmは順調なペース。10kmからは未舗装の林道を歩きます。
通常のランニングシューズでは足の裏が痛くなるため、トレッキングシューズがお勧め(私見です)。
アップダウンある、ハードなコースを歩きます。ただ、途中で現れる川の水の音には癒されます。
16kmを超えたあたりから、徐々に上り坂がきつくなりました。
一気にペースがダウンしてしまいました。
18kmを超えるとようやく林道を抜け、再び舗装された道を歩きます。
癒し系の風景が広がりますが、この時点でへとへとであり、癒される余裕がありませんでした。
エイドで頂いたスイカが甘くておいしかった!
21km過ぎの上り坂。身体に異変を感じました。右足がつりそうになりました。
事前に準備していた、芍薬甘草湯を成分とする市販薬を服用して対処。
坂を上りきるのが難しくなり、途中で止まってしまいました。
何とか長い坂を上り切り、エイドに到着。
先ほどの上り坂でぐったり。エイドのスタッフの方から「大丈夫ですか!?」と心配されてしまいました。
ここで10分程度休憩を取り、立て直しをすることにしました。
その後は下り坂が多くなるので、そこで回復できればと思っていました。
しかし、それから進んでみたものの、フラフラな状態であり、途中で現れる上り坂ではストップしてしまう状況でした。頭がくらくらしてきました。軽い熱中症の可能性も考えました。この体調でゴールまで歩くのは危険だろうと判断しました。ただ、次のエイドまでは何とか歩くことにしました。
何とか27km地点付近のエイドに到着。かなりフラフラな状態でした・・・。
ここでスタッフに「リタイヤ」を宣告しました。
エイドで頂いたから揚げ。とても美味しかった。
それからリタイヤ者用回収バスに乗り、玉生小学校に戻りました。
すぐさま玉生小学校の体育館で休憩。休んでいるうちに体調は少しずつ回復しました。
4年ぶりの「しおや湧水の里ウォーク」は、途中棄権という残念な結果でした。4年前では余裕でクリアしていた、10km過ぎからの林道が、今回はかなりしんどく感じました。前回は体力づくりを万全にした一方で、今回は仕事などの事情でジムへ行く時間がなかなか確保できず、結果的に準備不足になってしまったものと考えました。来年こそは準備を万端にしたうえで参加し、完歩を目指したいと思っております。
最後に、今回も素晴らしい大会を運営してくださった、スタッフの皆様に、心から御礼申し上げます。